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商店街紹介・個店紹介

ぶらり商店街探訪〜平井商店会〜

平井駅

平井商店街

小野川に架かる橋より

平井商店街

名物行事の舞台として親しまれた商店街

松山市の中心市街地から少し離れた平井地区に立地する商店街。

伊予鉄道横河原線の線路沿いに延びる約550mの道なりに商店が立ち並び、商店街が形成された明治40代から昭和50年代頃までは地元はもとより川内など近隣地域からの来街者も多く、最寄り型の商店街として大いに栄えていました。

しかし、周辺道路網の整備や大型店の進出により、地元消費者の商店街離れが進んでいきました。

 

そこで、昭和59年に平井町商店街振興組合を結成。商店街活性化に向けた取り組みとして、地域の人々とともに行うイベントを企画しました。それが、毎年夏に開催される「夏の土曜夜市」と、松山の秋祭りに合わせて行われる「おんなの秋祭り」です。

 

地域に根ざした商店街を目指したこれらの取り組みにより、平井町商店街は賑わいを取り戻しました。

平井の二大イベント、土曜夜市&おんなの秋祭り

商店街全体を歩行者天国にして行う「平井の土曜夜市」は、平井の夏の風物詩として知られる名物イベントです。

小野地区の子どもたちに楽しみを、との思いから、40年以上前にスタート。今では小さな子どもからお年寄りまで、親子三世代で訪れる人も多いと言います。

毎年7月の後半から8月の前半までの土曜に実施されており、小野小学校・中学校のPTAの方が夜店の販売スタッフとして参加するなど、商店街と地域住民が一体となって盛り上げています。

 

一方、「おんなの秋祭り」は、松山の秋祭りに合わせ、毎年10月6日に開催されています。

それまで、秋祭りの神輿を担ぐのは男性だけだったのですが、祭りの手伝いをしていた女性陣から「私たちも担ぎたいよね!」という声があがり、女性陣が神輿を担いで平井町商店街を練り歩く「おんなの秋祭り」は、平成8年に第一回を迎えました。

揃いのハッピをまとった女性陣が神輿を担いで平井商店街を練り歩く。

その華やかな姿が平井の街に活気をもたらし、多くのアマチュアカメラマンがシャッターを切る様子が見られました。

 

 

 

平井町商店街振興組合、解散を迎えて

土曜夜市やおんなの秋祭りなどにより街は賑わってきましたが、空き店舗や後継者問題など、時代の流れには逆らえず、ついに平井町商店街振興組合は会員が7軒となり、平成28年度に解散しました。

 

土曜夜市やおんなの秋祭りは商店街振興組合が中心となって開催していたため、その継続が危ぶまれましたが、「地域と商店街の結びつきを残して欲しい!」「地域の盛り上がりを無くさないように、続けて欲しい!」という地域の人々からの声が続出。

そこで、平成29年に平井商店会を発足。松山市からの補助金を受けて、街路灯の維持管理もできることになりました。さらに幸運にも歩行者天国の許可が引き続き下りたことで、イベントの存続が決まったのです。

 

小野小学校・中学校やスポーツ少年団、老人ホームや介護施設など、地域の団体の協力もあり、平成29年より心機一転した「土曜夜市」。以前にも増して地域との融合を大切に、地域の人々が楽しむ拠点として再スタートを切った土曜夜市は、変わらぬ賑わいを続けています。

 

そして、もう一つの一大イベント「おんなの秋祭り」も、商店街のメンバーや参加グループなどで結成された「おんなの秋祭り実行委員会」が主催となり、変わらず開催されています。

 

これからの商店街の存在意義とは

 

平井町商店街振興組合という形はなくなりましたが、平井商店会として、新たな歩みをはじめた平井の商店街。

 

通りには空き店舗対策として松山市からの補助金を活用して開設した「ふれあいサロン小野」があり、小野地区社会福祉協議会が運営しています。こちらは喫茶や趣味活動の場として親しまれており、地域の高齢者の憩いのスペースとなっています。

 

「商売としては厳しい状況ですが、地域と商店街の結びつきが変わらないのは幸いなこと。子どもたちも毎年楽しみにしてくれていますし、地域の人々も協力してくださっているので、今後も土曜夜市やおんなの秋祭りは続けていきたい」と平井商店会の会長を務めるアズマデンキの東陽一さん。

 

今年の夏は、ぜひ平井の夜を盛り上げる夜市や秋祭りに出かけてみたいものですね。

 

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